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七味唐辛子

七味唐辛子が普及したのは江戸時代初期に、からしや中島徳右衛門が、江戸両国薬研堀に店を開いて売り出したのが、はじまりとされています。



七味唐辛子というのは上方風の名前であり、江戸・東京では七色唐辛子、七種唐辛子(なないろとうがらし)であり、しばしば略して「なないろ」と言います。



七味唐辛子は、一味唐辛子の唐辛子をベースとし、七種類の香辛料を混ぜて作られることから名付けられたものです。もっとも必ずしも七種類の原料で作られるとは限らず、生産者によっては七種類以上の原料を調合している場合もあるようです。



七味(七色)唐辛子の老舗は三軒あります。東京・浅草「やげん堀・中島商店」、京都・清水の「七味家本舗」、そして長野市・善光寺の「八幡屋礒五郎」の三軒です。



「やげん堀・中島商店」の七味唐辛子は、生唐辛子と焼き唐辛子の両方を使った辛さと胡麻の風味が特徴です。「七味家本舗」の七味唐辛子は、唐辛子以外はすべて香りを持った素材を用い、香りを立たせているところが特徴といえます。「八幡屋礒五郎」の七味唐からしは、辛みと香りを立たせたところが特徴いえます。



七味唐辛子が一味唐辛子と異なるところは、唐辛子だけの一味唐辛子に対して、主原料の唐辛子に各種の副原料を加えることで、風味をつけるとともに辛味をほどよく抑えていることです。



七味唐辛子に使用される素材には、芥子(けし、ケシの実)、陳皮(ちんぴ、ミカンの皮) 、胡麻(ごま)、山椒(さんしょう)、麻の実(おのみ、あさのみ)、紫蘇(しそ)、海苔(のり)、青海苔(あおのり)、生姜(しょうが)、菜種(なたね)などがあります。



芥子(けし、ケシの実)は、花と異なり、麻薬成分は殆ど含まれていません。煎ると香ばしいため、七味唐辛子以外にも料理に使用されてもいます。



陳皮(ちんぴ、ミカンの皮)は、フラボン配糖体などが含まれていて、血圧降下作用があるとされ、漢方では芳香性健胃、鎮咳薬として、食欲不振、嘔吐、疼痛などに対して用いられています。



胡麻(ごま)は、ミネラルやビタミン、食物繊維、オレイン酸、リノール酸などの脂質を豊富に含んでいるだけでなく、セサミンなどのゴマリグナンを含むことで抗酸化作用があることで、肝臓機能を強化し細胞の老化やガン化を抑制する作用があります。骨粗しょう症の予防や貧血の改善に効果があり、コレステロール抑制にも効果もあります。



山椒(さんしょう)は、香味料として鰻の蒲焼の臭味消し、味噌汁の香付けなどにも利用されています。生薬としては、健胃、鎮痛、駆虫作用があるとされています。



麻の実(おのみ、あさのみ)は、生薬の麻子仁(ましにん)として調剤されます。麻子仁には陶酔成分は無く穏やかな作用の便秘薬として使われています。たんぱく質が豊富であり、脂肪酸などの含有バランスも良いとされています。



赤紫蘇は、 漢方医学では、理気薬、つまり、気が停滞している状態を改善する薬物、であり、精神を安定させる作用があるとされています。ロズマリン酸という成分を含み、アレルギー疾患に有用として健康食品としても利用されています。



海苔にはたんぱく質、食物繊維、ビタミンなどが豊富に含まれており栄養に富んでいる。



青海苔は、独特の香りと鮮やかな緑色が特徴で、香り付け、色づけに用いられています。



生姜(しょうが)は、カレー、酸辣湯などの料理にさわやかな辛味をつけるのに用いられています。日本料理、中華料理では魚や肉料理の臭い消しとしても多用されています。発散作用、健胃作用、鎮吐作用があるとされています。また、身体を温めて、免疫力を高めることで風邪に効果があるともいわれています。



菜種(なたね)は、香辛料として、マスタードと同様に、薬味などに用いられます。

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